私と兄の関係も、兄の大学進学そして上阪とともに一応終わりを迎えます。
一応…と書いたのは、完全に終わりではないからなのですが、このお話はもう少し後のことになります。

兄の大学受験と私の高校受験が本番を迎えると、兄に勉強を見てもらうことも無くなり、兄が私で欲求を処理することもなくなってきました。
兄は、私にかまう余裕など無かったのかもしれません。
私も、この時期は部屋に篭ってばかりの日々でした。

やがて、受験も終わると兄が私の部屋に入る口実がなくなります。
これで、兄とのことは終わるはずでした。

でも、兄が上阪する前の夜、兄が私の部屋に入ってきたのです。
「ゆき、してくれないか?」
兄はそう言うなり、服を脱ぎ捨てベッドに仰向けになります。
しばらく、私は兄のその姿を見つめていましたが、自分に「これが最後」と言い聞かせて兄に添い寝をするように、ベッドに入ります。

兄は、添い寝した私に唇を重ね、仰向けにし、服を脱がせ、乳房を鷲掴み、乳首を舌で転がし…
貪るように私の体を求めてきます。
兄は一心不乱に、私は心を閉ざし嵐が過ぎ去るのを身を固くして待っているのでした。

「今度は、ゆきがするんだ」
そう言うと、仰向けになります。
私は、兄の肉の塊を手で擦り、口に含み…
やがて、兄のアレは大きく脈を打ち、私の口へと果てたのです。

「お前がいないと寂しいよ」
兄はそう言い残して部屋を出ていきました。
私は、これで本当に兄から解放されると安堵感でいっぱいでした…

やがて春になり、家では王様だった兄が居ない日常が、家族の関係を微妙に変化させていました。

私は高校に、弟は中学にそれぞれ進み、母は再婚の準備に、祖母は元気に退院をし…
それぞれが、新しい環境へと一歩踏み出して行ったのです。


次回へ続く…

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